【オーストラリアで妊娠⑦】海外の誘発分娩の流れ&陣痛を起こすために直前で試した3つの事

オーストラリアで妊娠・出産
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オーストラリアでは大体41週と3日過ぎると誘発分娩で出産することになります。

これは日本でも同じですよね。

あまり妊娠周期が進むと胎盤が古くなってきたりして色々弊害があるそうなので、一般には陣痛促進剤を使って人工的に陣痛を起こして出産することになります。

私も初産は遅れるという例にもれず、予定日を過ぎても前駆陣痛らしきものもあまりなく、産院から「このままいけば誘発分娩ね」と説明を受けましたが、なんとかギリギリで陣痛が来ました!

今回はオーストラリアでの誘発分娩の流れと、陣痛を起こすために直前で私が試した3つの事について書きたいと思います。

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41週目の診察と誘発分娩説明の流れ

41週に突入すると即産院に行き、診察と誘発分娩の説明を受けました。

まず、助産師さんが血圧脈拍などを測定し、その後ベッドに横になってモニターで赤ちゃんの心拍数と胎動の頻度を測定器をくっつけた状態で数十分間測定します。

胎動の頻度は自己申告制で、お腹の張りや胎児の動きを感じるたびに手元のボタンを押し、それが記録されます。

お腹の中の赤ちゃんが寝てる場合、胎動の頻度がチェックできないので、かなり時間がかかります。

私の場合も赤ちゃんが起きるのを待ったりしてなんやかんやでモニタリングに50分くらいかかりました。

赤ちゃんが最初から起きていた場合は約20分ほどで済むそうです。

その後、俗にいう内診グリグリを助産師さんから受けました。

内診グリグリをやられるとすぐに陣痛が来る人が多いらしいですね。

聞いてたほど痛くなかった!

そして最後に医者から誘発分娩の説明を受け、書類にサインをして入院の予約を取りました。

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誘発分娩の3段階の流れ

ちなみに誘発分娩は英語で induction (of labour) または induced labour と言います。

マイケルパパ
マイケルパパ

induction や induce が誘発という意味で、labour は陣痛です。

誘発分娩というとオキシトシンを注入して陣痛を起こすのが有名ですが、私の病院ではいきなりオキシトシンは使用せず、まずはcervidil と呼ばれるタンポン状のものを膣内に入れて入院して一晩様子をみます。

これが風船のように中で膨らみ、子宮口を広げて陣痛を誘発します。

それでも陣痛が来ない場合、人為的に破水させます。

さらにそれでも陣痛が来ない場合、最終手段オキシトシン点滴です。

オキシトシンを使用した誘発分娩は苦痛

私は幸運にも誘発分娩になる前に自然陣痛が来たので誘発分娩をせずに済みましたが、私の周りでオキシトシンを使った誘発分娩を受けた友達は全員地獄の苦しみだったと言っています。

まあ普通の陣痛自体が激痛なんですが、とある友人は最初からバルーンとオキシトシンの点滴を両方されて、オキシトシンの量が多かったのかいきなり間隔なしの過強陣痛が来て、拷問に耐えられず epidural (無痛分娩の硬膜外麻酔)を使用することになり、さらには赤ちゃんの心拍数が低下してしまい緊急帝王切開となってしまったそうです。。。

そういった話を聞いていたので誘発分娩は何とか避けたかった私は、ギリギリまで陣痛が来るというジンクスを最大限に試しました。

誘発分娩直前に陣痛が来た!ギリギリで試したこと

予定日の一か月前から陣痛を促進すると言われている行為は色々試していましたが、誘発分娩直前はブースターとして以下の事を追加で試しました。

お灸

陣痛が来る&安産のツボとして有名な三陰交へのお灸を試してみました。

ちなみにお灸は英語で moxa (お灸に使用される百草(もぐさ)のこと)とか、moxibustion (お灸を使った療法)とか呼ぶそうですが、お灸の存在自体メジャーではないので通じない事の方が多いです。

なのでもちろんオーストラリアでお灸を手に入れるのは難しいので、運よく友人に分けてもらったものを試しました。

ある方のブログで三陰交へのお灸をやりすぎて一時間未満で出産して大変だった、というのを見かけましたが、私も初産にして最初から10分間隔の陣痛からの一時間後には3分間隔、そして最初の陣痛が来てから7時間で出産したので、スピード出産はお灸の効果だったのかも。

超濃いめのラズベリーリーフティー

臨月からラズベリーリーフティーは飲んでいましたが、直前はティーバッグではなく茶葉で濃いめのやつを淹れてゴクゴク飲みました。

オーストラリアではティーバッグのものしか見たことがなかったので、日本から持ってきた茶葉を分けてくれた妊婦友達に大感謝です。

内診グリグリ

これは先述した通り誘発分娩の説明の際に病院でやられただけなんですが、陣痛が来たのは単に内診グリグリが効いたからという可能性もあります。

それにしても内診時は2センチほどしか開いていなかった子宮口が12時間後には5センチも開いてその3時間後には10センチになっていたのだから、かなりの急ピッチです。ミッドワイフもびっくりでした。

そういえば自分的には予定日一週間前にうすーいおしるし的なものがあったと勝手に思ったのですが、ガチのおしるしは分娩室で検尿用にトイレに行った際にドバァ〜ッ!とガッツリありました。

おしるしって「もうすぐ陣痛がくるよ~」っていうサインかと思っていましたが、絶賛本陣痛中にも来るものなんですね。。。サイン遅いよ!

濃いめのラズベリーリーフティーが効いたのか、三陰交へのお灸が効いたのか、はたまた内診グリグリが効いたのか、元々その日に産まれる予定に体がなっていたのか分かりませんが、無事誘発分娩が避けられた上に初産なのにかなりのスピード出産でした。

スピード出産、つまり陣痛で苦しい思いをする時間が短かかったというのはありがたいことです。

何となく自分的にはお灸が効いたのかなと思っています。

余ったお灸は他の健康目的やリラックス効果を狙って使う事ができるので、お灸おすすめです。

私は産後の回復に効くツボに使用してますが、回復も早く体型も一か月半でほとんど元に戻りました♪

皆さんも是非色々試してみて下さいね。

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