【オーストラリアで妊娠①】妊娠したら一番最初にやる事は?病院はいつ行くの?検査薬はどこで買える?

オーストラリアで妊娠・出産
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オーストラリア在住の管理人サマンサです。

生理がちょっと遅れてるなぁと思ったら妊娠検査薬が陽性!!(;゚Д゚)エエー

まあ地味に妊活はしていたのですが、なにせ初めての体験なので喜びというより若干うろたえております。

しかもここはオーストラリア!!

怖い怖い!!(;゚Д゚)どうしたらいいの?母子手帳とかってあるの?

これからオーストラリアで妊娠&出産を体験をする人も多いと思うので、今から我が身に起こる体験を備忘録がてらシリーズでまとめていこうと思います。

この記事ではオーストラリアで妊娠が発覚したらまずやる事や診察の流れについて説明します。

妊娠してからの最初の流れ
  • 妊娠検査薬でチェック
  • GPへ行く
  • 尿検査と血液検査を受ける
  • 超音波検査を受ける
  • 検査が終わったらまたGPへ行く
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妊娠検査薬を買う

妊娠を疑ったらまずは妊娠検査薬ですよね。

妊娠検査薬は Coles や Woolworth 等の大きいスーパーに行けばに手に入ります

もちろん薬局にも売っております。

私は日曜の夕方ごろに突然「妊娠してるかも?」と不安になり、薬局が空いてなかったのでダメもとでスーパーマーケットに行ったらフツーに沢山売ってました。

陽性でした。おおお~( ゚Д゚)

私の場合検査薬を使った日は生理予定日の二日過ぎくらいだったんですが、最近の検査薬は精度が高く、生理予定日の6日前からチェックできるものもあります。

上の写真の検査薬は妊娠2-3週であることを示しています。

日本とオーストラリアでは妊娠の週の数え方が違う

オーストラリアでは妊娠週は最終生理の最後の日から数えます。

日本では最終生理が始まった日から数えるので、約一週間の差が出ます。

なので、上の写真の pregnant 2-3 は日本式だと 3-4週にあたります。

ちなみにオーストラリアでは妊娠初期・中期・後期の時期もにほんとは少し異なり、

日本

  • 初期:0~16週
  • 中期:16週〜28週
  • 後期:28週~

オーストラリア

  • First-trimester(初期):1~13週
  • Second-trimester(中期):14~26週
  • Third-trimester(後期):27週~

となっています。

これを見ると分かる通り、オーストラリアでは妊娠0週というものがなく、いきなり1週から始まるんですね。

どおりで腹囲が日本の妊娠週ごとの平均よりも大きかったわけだ。

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最寄りのGPへ行く

妊娠検査薬陽性で即次の日病院へ行きました。ちょっと早すぎるんじゃないの?と思いましたが、旦那大興奮なのでもう即病院へ。

オーストラリアでは日本の様にいきなり専門医である産婦人科にはかかれません。

ここでは救急以外はまずはなんでも GP(General Practitioner)です。

GPとは何でも診る総合診療医のこと。オーストラリアでは緊急時以外はまずはGPに行き、専門医に行く必要があればGPに紹介状を書いてもらう、といったシステムになっています。

日本みたいに目が痛いからいきなり眼科、妊娠したからいきなり産婦人科、とはいかないんですね。

なのでオーストラリアで妊娠が発覚したらまずは最寄りのGPに行きましょう

メディケアカードか任意加入している保険の書類をお忘れなく。

GP にはいつ行けばいい?

そんなわけでGPへ行った私ですが、何となく日本の感覚が抜けなくて、「なんで待合室におっさんがこんなにいるんだ!???・・・あ、ここ産婦人科じゃねぇや。」みたいな混乱もしつつ、いざ診察室へ。

GP に行くタイミングが分からない方もいらっしゃると思いますが、基本的に妊娠が発覚したらすぐに行って大丈夫です!

なぜなら、普通のGPには子宮の超音波検査などの機械がないので、GPの問診の後に必要な検査を受ける Pathology や Image Centre などの予約をまた別で取らなければならないからです。

血液検査や尿検査は Pathology で、超音波検査(エコー)は Image Centre で行います。

大きな GP だと Pathology が併設されている場合もあるよ。

尿検査や血液検査は予約がなくてもその日にすぐできる場合が多いですが、超音波検査は予約が埋まっている場合が多いので、自分の都合の良い日時を抑えるためにも早めにGPに行くに越したことはないです。

尿検査と血液検査を受ける

尿検査と血液検査でチェックする項目は、赤血球沈降速度(ESR)や HCG(妊娠すると大量に出るホルモン)などの小難しい試験項目や、B型肝炎やC型肝炎、エイズなどのよく聞く血液疾患などザっと10項目以上はあります。

尿検査は朝イチの尿でする必要があります。

朝一番の尿の方が色々と成分が濃いそうです。

私はたまたま検査施設が家から近くて良かったですが、遠い人はどうするんでしょうか・・・。

また、血液検査をする時は前の晩の12時から何も食べてはいけません。(水はOK)

マイケルパパ
マイケルパパ

英語でこれを fasting(断食)といいます。

空腹の上失禁寸前で大変でしたが、修行だと思って乗り越えました。

超音波検査を受ける

最初の超音波検査(エコー)はいつやるの?

オーストラリアでは超音波エコーは基本的には2~3回しか行いません。

  • First-trimester scan:11週から14週の間。妊娠の確認と週数を調べ予定日を計算する。
  • Second-trimester scan:18週から20週の間。胎児の器質的異常がないか調べる。
  • Third-trimester scan:前回の出産時に異常があった場合や高齢出産の場合、その他医師や助産師の判断によって追加される。

少なっ!

一番最初の First-trimester scan は普通11週から14週の間に行われます。

私は12週目に行きました。

超音波検査を行う施設は Image centerという場所で、CTスキャンや歯科用パノラマ写真、超音波検査などの画像検査を専門に扱う施設です。30分くらいかけてじっくりやってもらいました。

産院が決まってからは産院に併設されている検査室で検査します。GPからの紹介の時の場合は Image Centre に行きます。

子宮の超音波検査を受ける時にはちょっとしたお作法があります。

  • 予約時間の24時間前からお水をたくさん飲むこと
  • 予約時間の2時間前に膀胱をいったん空にする。
  • 空にしたら、400mlの水を一気に飲む。
  • 検査の時までトイレに行かない。

私の様に超頻尿の人にはつらい試練ですが、修行かなんかだと思って頑張りましょう!

エコー写真はくれなかったのですが、そのかわり Image Centre のアプリが利用でき、撮ったエコー写真が全てスマホやパソコンからダウンロード可能でした。

こんな感じで全部で30枚くらい写真がアップロードされてました。

まあ検査のためにとった訳の分からない部位の写真とか結構あるんですが。。。自分が気に入った写真だけプリントアウトするといいと思います。

超音波検査の回数は少ないけど、写真は沢山手に入ったので何とかアルバムも作れました。

血液&尿検査とエコーの全ての検査が終わったら再びGPに行きます。

妊娠中に食べてはいけないもの・取るべきサプリ

妊娠中のお酒とたばこがダメなのは常識ですが、私がGPに言われたNGフードはお刺身とソフトチーズでした。

日本の情報サイトだともっと色々食べちゃいけないものが載っていたような気がするのですが、私がGPから言われたのはこの2つのみ。

コーヒーなどカフェインの多いものは控える人が多いと思うのですが、妊娠中に随時経過観察が必要だった同僚は「私妊娠中はコーヒーは一日3杯までって制限されてたのよ~」などと言っていたので、オーストラリアの妊婦の食事制限は相当ゆるゆるです。

一日3杯って妊娠してなくても多くない??

でもお刺身は日本では種類を選べばOKな食材だった気もするんですが、やはりオーストラリアクオリティの衛生管理下だと避けた方が無難なのでしょう。

あとは、妊婦用に販売されているマルチビタミンを採りなさい」と言われました。

私は元々日本のマルチビタミンやらミネラルやら色々飲んでいたのですが、余計なものは一切やめて妊婦用のマルチビタミンオンリーにしなさいと言われました。

まあ、最近・・・ごく最近ね、日本から普通のマルチビタミンとミネラル etc を半年分も取り寄せたんだけどね・・・フフフ。どーすんだこれ。

オーストラリアで買える妊婦用のサプリメントについて知りたい方はこの記事を読んでみて下さい↓

以上が妊娠してからの最初の流れとなります。

検査結果を聞きにGPに行き、私の場合は次にハーモニーテストを受けるかどうかの話をされました。

ほら、あたい高齢出産の部類だからさぁ~。。。

ハーモニーテストについての詳しい内容や検査体験はまた次回にまとめたいと思います!