オーストラリアで子育て奮闘中の管理人サマンサです。
息子が生まれる前にモンテッソーリ教育に興味をもったので、0歳から使えるモンテッソーリモビールを自作してみました。

作り方や型紙は以下のサイトを参考にさせていただきました↓
モンテッソーリ教育については、この本が漫画でとても分かりやすかったです。一日で読めちゃいます↓


0歳から遊べるモンテッソーリモビールについてはこちらの本で知りました。0歳からのモンテッソーリ実践本は少ないのでお勧めです↓


今回は白黒のムナリモビールを例に、材料がなくて代用として使ったものや、ちょっとした作り方のコツについて紹介しようと思います。
ムナリモビールとは


ムナリモビールは生まれて間もない首すわり前の赤ちゃんでも楽しめる初めてのモンテッソーリ教具の一つです。
生後すぐの赤ちゃんはまだ視力が弱く、すべての色を認識することが出来ませんが、白黒は一番はっきりと見えるそうです。
白黒を一番認識する赤ちゃんへの最初のモビールが白黒のムナリモビールです。上の画像の通り白黒の幾何学的な図形で出来ています。
更に、ムナリモビールにはキラキラと光るガラス玉もついているのですが、このガラス玉をどこで手に入れるかが結構難問だったりします。
ムナリモビールの材料集め
ガラス玉はどこで手に入る?
あのガラス玉はどこで手に入るのか・・・なんて頭を悩ませましたが、そもそもガラス玉は万が一赤ちゃんの頭上で割れてしまったらとても危険なのでは??
ということでガラスにこだわらず、プラスチック球で代用しました。素材的にも安そうですし。
楽天やアマゾンで「クリアプラスチックボール」と検索するとヒットします。


私はオーストラリア在住なので、eBay で plastic clear ballで検索したところ、クリスマスの飾り用の透明なボールが沢山ヒットしました。
どうやら本来の使用目的は、透明な球体の中に好きな飾りを入れてクリスマスツリーに吊るすことができるボール飾りだそうです。


だいたい5個とかセットで売られているので、使わない分はクリスマスの飾りか、中にビーズ等を入れて赤ちゃんのおもちゃなんかにしてもいいですね。
吊るし棒は紙ストローで代用
吊るし棒は100均などで手に入る紙ストローで代用しました。
ムナリモビールは軽いので、紙ストローでも強度は十分でした。
長い吊るし棒はストローを2つセロハンテープでくっつけて端をカットしました。




ゴッビモビールだと2つつなげるとちょっと強度が足りなくなるので、中に細めの割りばしを両サイドから詰めました(下の写真)
テグスは釣り糸や刺繍糸・毛糸でも代用可
最初に紹介した工作サイトだと、ビーズ細工でよく使うテグスでモビールを吊るすのですが、オーストラリアでビーズ用のテグスを探すのがとても大変で、結局どこを探しても見つからなかったので釣り糸、刺繍糸、縫い糸や細い毛糸などで代用しました。
ゴッビモビールは重いので、丈夫な毛糸や刺繍糸で吊るしたほうが取れて赤ちゃんの上に落下する心配もなくていいと思います。


うちの子は唯一透明な釣り糸を使って作った八面体モビールが一番のお気に入りでした。
透明だと宙に浮いているみたいで綺麗ですね~。


まあぶっちゃけどうせよく見えないのだから、正直透明な糸にこだわる必要はないと思います。
モビールのバランス調節に便利なアイテム
モンテッソーリ手作りモビールはオブジェ配置の際のバランス調整がちょっと難しいポイントですが、とりあえずざっと作ってみて、ブルータックで最終的なバランス調整をしたところ上手くいきました。
ブルータック (blue tack)とは、ここオーストラリアではメジャーな工作具で、壁などに物を貼る際に使う粘土のような練り消しの様な物体。




一見あたかも壁にチューインガムかなんかを貼りつけたようにも見えますが、綺麗に剥がれるので壁などに跡が残らないのが魅力です。(紙も剥がすときに破けないので、オージーはポスター張りにセロハンテープではなくブルータックをよく使います)
日本ではコクヨから同じような商品「ひっつき虫」が出ています。
正直オーストラリアのブルータックよりも質が良く、くっつきやすく綺麗に剥がれます。さすが日本製!


ブルータックをうまい具合にストローの穴に詰めると簡単にバランスを整えることが出来きました。


別にブルータックでなくても粘土や練り消しでも良いと思います。ストローの先端にセロテープを巻き付けるだけでも結構バランスが変わります。


ムナリモビールを楽しむ赤ちゃんの様子
ムナリモビールはまだ目がよく見えない新生児でもじっと見つめるので、良い追視の練習になります。
うちの子も生後4週でムナリモビールを興味深そうにじっと見つめてくれました。(それ以前でも何となく見てくれていました)


一生懸命作った甲斐があるというものです!
ちなみに、モビールの吊るし方についても結構試行錯誤しました。
モビールをどこに吊るせばいいか悩んでいる方は以下の記事も参考にしてみて下さい↓
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