オーストラリアで育児給付金 Parental Leave Pay をもらう方法

オーストラリアで妊娠・出産
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働く妊婦さんたちにありがたい制度Parental Leave Payというのを知っていますか?

これはいわゆる育休補助金で、条件を満たせば18週間に渡って毎週 $720程受け取ることが出来ます。

$720×18週=$1290  (゚A゚;)ゴクリ

これってめちゃめちゃありがたい制度ですよね!パブリックの病院なら出産費用もほとんどかからないし、こういう面でもオーストラリアは子供を育てやすい国だといえますね。

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Parental Leave Payment をもらう条件

Parental Leave Pay をもらうためには、出産の日からさかのぼって13か月の間、10か月の期間(最低計330時間以上)働いていることが条件です。

ですが別にフルタイムである必要はなく、カジュアルでもパートタイムでもOKで、家族のビジネスを手伝ってお給料をもらっているという形でも大丈夫だそうです。

個人でビジネスをやっている場合も、ABN(Australian Business Number)を取得している場合は労働にカウントされます。(日本でビジネスをやっている、等は駄目だそうです)

出産後仕事に復帰しなくてはいけないというルールもなく、週に数回バイトをしていて出産前に辞めた、みたいな感じでもOKなので、ハードルはそう高くありません。

詳しい諸条件は移民局のウェブサイトに書いてあります↓

Parental Leave Pay - Services Australia
A payment to help families taking time off work to care for a newborn or newly adopted child.

 

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Parental Leave Pay をもらう手続き

Parental Leave Pay などの政府の補助金をもらうには、Centrelinkという役所に行く必要があります。

そこでまず Centrelink のアカウントを開設する手続きをしましょう。

アカウント開設後、オンラインで Parental Leave Pay の申請ができるようになります。

Centrelink - Services Australia
We deliver Centrelink social security payments and services to Australians.

2019年1月から移民への Parental Leave Pay の条件が厳しくなりました

2018年まではパートナービザの人でもパートナービザのブリッジングビザ保持者でも働いていた期間などの条件を満たせば Parental Leave Pay が貰えていました。

私の日本人のママ友も出産時にブリッジングビザ保持者でしたが、2018年の時点で税理士さんに確認したところ、「ブリッジングビザ保持者でも貰える」との事だったので確かな模様。

しかし、2019年1月にイミグレーションの法律が色々改正されたみたいで、2019年1月以降にパートナービザが発行された人は、ビザ申請から2年経たないと Parental Leave Pay が貰えない、パートナービザのブリッジングビザ保持者に至っては問答無用で貰えないという風に法律が変わってしまいました`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブーッ!!

Parental Leave Pay 以外にも、色々な補助金がもらえる条件が変更になりました。

詳しくはこのページに色々書いてあります↓

Newly arrived resident's waiting period - Services Australia
If you’ve recently arrived as a resident in Australia, you may have to wait to get payments or concession cards.

 

私はなんと2019年1月14日にパートナービザが発行されたので、本当に`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブーッ!!ってなりましたわ。。。

しかし、最近また移民局のサイトを確認したところ、どんどん新しく「例外」の条件が書き加えられているんですよね。

おそらく、多くの人が移民局に苦情を寄せたのでしょう。

前までの記載

「ビザ820(パートナービザ)保持者は2年経たないと Parental Leave Pay がもらえません。」

There’s a 2 year waiting period for the following payments:

  • Carer Payment
  • Dad and Partner Pay
  • Parental Leave Pay.

移民局のページより引用ー

3月末頃の追記

「赤ちゃんが2019年7月1日より前生まれた場合は2年待たなくてOKです。」

You also may not have to wait if you either:

have a newborn before 1 July 2019
have a child that enters into your care before 1 July 2019.
There is no waiting period if your permanent residence, partner provisional or temporary protection visa was granted before 1 January 2019.

移民局のページより引用ー

5月頃の追記

「あっ、2年ていうのはですね、ビザを申請してから2年ですよ!」(ページのいっちばん下にちょこんと追記)

You may also be able to get them if you have a provisional partner visa subclass 309 or 820. You may need to serve a waiting period starting from when you applied for the visa.

移民局のページより引用ー

2019年の3月頭の時点で上記の例外は記載されていなかったので、私もてっきり Parental Leave Pay が貰えなくなったんだと思ってかなり凹みました。。。

移民局に13,000ドル取られた気分にすらなっていました。

しかし、しばらくして偶然またサイトを見返したら上記の通りなんか色々追記されていて、「あれ?ひょっとして私もらえるのか?」みたいなことに。

(偶然、出産予定日が7月1日で、ビザ申請から二年経つ日が6月14日なんですよねw色々とギリギリです。)

政府の公式ページのくせにいい加減ですね。法改正をするならあらかじめ色々と想定して諸条件や例外を書いておいて欲しかったです。

ビザの条件はコロコロ変わるのでマメに政府のウェブサイトをチェックするのがおすすめです。

そしてビザ関係の法律は急に変わったりするので、行動は早め早めにしましょう!