食べると母乳の量が増える!ラクテーションクッキーとは?【レシピ付き】

海外ママ×料理
スポンサーリンク

私はオーストラリアで第一子を出産したのですが、出産の際に2リットルほど出血したせいもあって、出産直後の母乳の出が悪かったです。。。

しかし、こちらの助産師さんに進められて母乳の出が良くなるといわれている食べ物やお茶を色々と試したおかげもあって、母乳は余るほど出るようになり、完母育児で息子は成長曲線のトップ勢に躍り出るくらいすくすくと育っております。

特にラクテーションクッキーが美味しくてお勧め!

ラクテーションクッキーとはなんぞや?

日本では馴染みのないこのクッキー、英語では Lactation Cookies または Breastfeeding Cookie(どちらも「授乳」という意味)、Nursing Cookies などとも呼ばれています。

ここオーストラリアでは健康食品店や薬局、オンラインで購入できますが、材料さえそろえば日本のご家庭でも簡単に作れます!

ということで、今回は

  • 母乳がよく出るようになる魔法のクッキー・ラクテーションクッキーとは?
  • ラクテーションクッキーを手作りする際の材料や作り方

について解説します。

スポンサーリンク

母乳の出がよくなる!ラクテーションクッキーとは?

ラクテーションクッキーとは母乳の出が良くなるとされる材料をふんだんに使って作ったクッキーです。

母乳の出が良くなるのはもちろん、身体にもよくとても美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいます。

ラクテーションクッキーに含まれる母乳の出が良くなる材料

ラクテーションクッキーの材料はお好みでアレンジできますが、特に母乳の出が良くなるとされている材料には次のものがあります。

ビール酵母

ラクテーションクッキーの主要材料、それはビール酵母です。

ビール酵母は英語では Brewers dried yeast といいます。(Brewers は醸造という意味です。)

海外で売られているラクテーションクッキーや手作りのレシピにはビール酵母が必ずと言っていいほど入っています。

オーストラリアではスーパーマーケットの健康食品コーナーに普通に売られています。

ビール酵母は、ビタミンB、鉄、タンパク質、クロム、セレンをはじめとしたミネラルを豊富に含むとっても健康的な栄養補助食品です。

日本でも活力サポートのサプリとして売られていますが、海外では特に母乳の出が良くなる健康食品としてよく知られています。

また、母乳の量を増やすだけでなく、疲労回復や産後うつにも効果があるとされ、まさに赤ちゃんを産んだばかりのママにうってつけのサプリなのです!

楽天で探す

ビール酵母で母乳の出が良くなるというのは実はかなり昔から知られていました。

その昔アルコールが胎児や赤ちゃんに悪影響をもたらすという事が知られていなかった時代、ビール酵母の働きで母乳の量を増やすために授乳中のママ達がビールをがぶ飲みしていたというエピソードまであるそうです(笑)(オーストラリアの助産師さんから聞きました。)

やめろおおおぉぉぉぉぉ!

もちろんビール酵母にはアルコールは一切含まれていないので心配しないでくださいね。

ビール酵母の見た目はきな粉のもっと細かいバージョンといった感じです。

オーツ麦(燕麦)

全粒穀物は母乳を作るホルモンを増やす働きがあると言われています。

その中でも、オーツ麦(燕麦)はクッキー生地に混ぜるとザクザク感がアップしてとても美味しいので、ラクテーションクッキーのメジャーな材料です。

オーツ麦を脱穀してプレスしたオートミールは欧米でポピュラーな栄養満点の朝ごはん。

コレステロールや血糖値を下げる働きに加え、食物繊維もたっぷりです。

うちの息子もモグモグ期の頃から牛乳でチンしたオートミールを朝ごはんとしてモリモリたべています。

ビール酵母とオーツがメジャーどころですが、その他お好みで

  • ゴマ
  • フラックスシードオイル(亜麻仁)
  • アーモンド

これらも母乳によいとされているのでおすすめです!

母乳に良いとされる食べ物やハーブは他にも沢山あります。もっと知りたい方はこちらの記事も併せて読んでみて下さい↓

良い効果づくめのラクテーションクッキーですが、既製品をお店で買うとお高いんです(*_*)

上の写真の小箱で20ドルします。

秒で無くなるわ!産後の食欲なめんな!

母乳のためにしばらく続けていくにはお財布に全く優しくない!

なので私は自分でラクテーションクッキーを手作りしていました。

意外と簡単に作れちゃいますよ!

スポンサーリンク

ラクテーションクッキーの作り方

ネットでレシピを探したところアメリカのレシピが多く、バターや砂糖の量が多過ぎだったりしたので量を調整したり、入れなくてもよさそうな謎の材料を省いたりと試行錯誤した結果、日本でも作りやすい以下のレシピに落ち着きました。

材料

材料(クッキー約70枚分)
  • 牛乳 1/4カップ(50cc)
  • 卵 2個
  • 小麦粉 250g
  • バター 130g
  • 白砂糖 100g
  • 黒砂糖(ブラウンシュガー) 80g
  • ビール酵母 40g
  • ベーキングソーダ 小さじ1
  • オーツ 2カップ半(約250g)
  • チョコチップ 1カップ(約150g)
  • 小麦胚芽 大さじ1

サプリの錠剤ではなく料理やお菓子に混ぜる粉末状のビール酵母粉末はインターネットショップで簡単に手に入ります。


ビール酵母粉末を楽天でチェック

オーツもネットショップや輸入食料品店、大きめの製菓材料店や健康食品店で手に入ると思います。


オートミールを楽天でチェック

作り方

基本的に測って混ぜるだけなので簡単です。

① バターと白砂糖、ブラウンシュガーをクリーミーになるまでよく混ぜる。(バターは少しチンして溶かしてしまうと楽)

卵と牛乳も入れてよく混ぜる。

② 別のボールに振るった小麦粉、ビール酵母、ベーキングソーダを入れよく混ぜ、そこに①を何回かに分けて入れながら全体が均一になるまで木べらやゴムベラでよく混ぜる。

粉たち
①の混ぜ物を粉に投入

③ オーツ、チョコチップを入れてゴムベラでさっくりと混ぜる

オーツ投入後
チョコチップ投入後。後は焼くだけ!

③ 天板にクッキングシートを乗せ、その上にスプーンですくったくるみ大のクッキータネを5センチ間隔(焼くと膨らむので)で並べる。

最後に形成するのでクッキータネはとりあえず適当にぐちゃっとおいてOK。

④ 指に水を付けてクッキータネをクッキーらしい形になるように簡単に形成する。

⑤ 175度に予熱しておいたオーブンで10分~12分程焼く。

オーブンの上段で焼くと表面だけ早く焦げて中まで火が通りにくいので、中段~下段で焼くか、アルミホイルをかぶせる。

焼きたてはふにゃふにゃしてますが、冷めると歯ごたえサックサクの美味しいクッキーの出来上がり♪

半分量を作る場合は上記の材料の半分量で作ればよいですが、沢山作ってタネを冷凍しておくこともできます。

最初は半分の量を作ってみて砂糖の量を自分好みに調整してみるのも良いと思います。

私も最初アメリカのレシピで大量に作ったら引くほど甘くて作りすぎたことを後悔しました。

チョコチップを入れずに代わりに母乳に良いゴマやアーモンドスライスなどを加えるのも良いと思います!

母乳量upのために作っていたクッキーですが、オーツが入ってサクサクしてとても美味しいので、ぜひ作ってみて下さいね☆

コメント