念願のマイホームに引っ越ししたは良いが新品の家具をそろえるお金もなく、おしゃれ家具を自作するためDIYに目覚めた際、出会ったチョークペイントという素敵アイテム。
右も左も分からない初心者&小さい子がいてあまり時間が取れないため、とにかく面倒くさい工程は省きたかったので、塗りの前のサンドペーパーでのやすりがけが不要・すぐ乾いて修正もしやすい、誤って他の場所についても落ちやすいそんなペンキはないかな~と思ってググっていたところであったのがチョークペイントでした。
このブログ記事を読んでいる人はすでにチョークペイントについて何らかの知識があって、なんとか自作できねぇだべか・・・と思ってる方だと思うので詳しい説明は省きますが、簡単にチョークペイントの特徴をまとめると、
- すぐ乾き、初心者でも綺麗に塗りやすい
- 独特のマットで重厚な質感が美しい。
- 完全に乾いてからサンドペーパーで削り取ることができる(味のある擦れテイストを加えて家具にアンティーク感を演出できる)
- 他の場所に誤って付いても削って落とせる
海外ではチョークペイントを使って家具をオシャレにリメイクしている人が沢山います。
ピンタレストで chalk paint と検索するとわさわさ出てきます。
(チョークペイントの特徴と作業工程の写真を載せた記事リンク)
木製の家具以外でもジャムの空きビンやメイソンジャーなどガラスに塗っても滑らかで美しい仕上がりとなり素晴らしいのですが、いかんせんお値段が高い。。。

チョークペイントで有名なブランドはアニースローンか Rust-oleum ですが、900ml で5000円以上します。

小さいガーデンベンチを塗るのに1缶使い切っちゃったから、椅子6脚付きのダイニングテーブルを塗るのにいったいいくらかかってしまうのだろうか。なんならDIYせずともIKEAかニトリで新しいテーブル買えちゃう。

というわけで、さらにお安くDIYするために、チョークペイントもDIYすることにしました。
結果として、自作のチョークペイントは大成功で、コストも17分の1以下まで削減できました!ワッショイ!!
自作のチョークペイントのメリット・デメリット
- コストが抑えられる
- 一度に沢山・必要な分だけ作れる
- 材料は2種類のみ
- 既製品よりも質が若干劣る
デメリットといえば質の面くらいでしょうか。やはりどうしても既製品の高品質な滑らかさは再現できません。
こんな風にメイソンジャーをペイントするなら市販のものの方が上手くいきます。

が、木製の家具に使用する分にはほとんど大差ないです。(ガラスにペイントする場合には差がよく出てしまいますが)
大きな家具などをリメイクする場合、市販のチョークペイントのバカ高い値段を考えたら、断然自作の方がコスパ良しでしょう。
自作のチョークペイントに必要なもの
チョークペイントを自作する際に購入するものはたった2つ。
- アクリル塗料(水溶性のアクリルペンキ)
- 炭酸カルシウム粉末(チョークの主成分)
アクリルペンキは塗料の中で最も安いといわれているペンキです。私は4ℓ千円ちょいくらいのアクリルペンキを使いましたが、全く問題なく美しい家具が仕上がりました。
炭酸カルシウムはチョークの主成分です。これを水溶性のアクリルペンキに混ぜるだけで、ペンキが乾いた後もサンドペーパーで削ることができるチョークペイントが作れます。
炭酸カルシウム粉末はそこらへんに売っているものではないので手に入りづらいかもしれませんが、ネットで購入可能です。
できれば自作チョークペイント用に販売されている chalk paint additive という粉末がとても細かいものを使った方が仕上がりが滑らかになります。(eBayなどで海外から売られていますが、日本製はないかもしれません。)
もしくは普通の白い黒板用白チョークを削って粉にするのもありです。
自作のチョークペイントの作り方
材料
- ペンキを混ぜて補完できる蓋つきのミニバケツなど
- 軽量カップ
- 軽量スプーン
- 混ぜる用のスパチュラ(100均のケーキにクリームを塗るスパチュラやゴムベラなど)
手順
①容器に炭酸カルシウム粉末とアクリルペンキを100mlほど入れてよく混ぜます。
②残りの400mlのペンキを加え、水を加えます。水の量はお好みで増減してください。
手順はたったこれだけです。これで自作チョークペイントの完成です。
自作チョークペイントでリメイクした家具たち。


びっくりするくらいお手軽に作れる自作チョークペイント。
ぜひ試してみて下さいね!
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